薩摩藩は「城をもって守りと成さず、人をもって城と成す」の考えにて、島津藩の鹿児島城は豪華絢爛の天守閣ではなく質実剛健の城づくりになっています。藩政を維持するために各地の麓(集落)に外城として郷士と呼ばれる武士を配置し武家屋敷群を整備していったとの事です。
最大で120あったと言われていますが、12の麓が日本遺産「薩摩の武士が生きた町」となっています。
重伝建にも4カ所が選定されていますが、今回(昨年12月ですが)『出水麓武家屋敷群』に訪れてきました。麓の中心は御仮屋。今の役所のようなものでしょう。御仮屋門が残されていますが跡地は学校になっています。
真っすぐな道が多いのも特徴です。馬場と呼ばれる大通りです。町割りも当時のままとの事です。
町はずれに行くと防御面から道が曲がったり、坂道を下るようになっています。
馬場を中心に武家屋敷があります武家屋敷の立派な門が残されています。こちらも防御面からか段があったりとか少し入り組んだ入口になっているようです。












ここ出水麓武家屋敷群は『篤姫』のロケ地にもなったようです。ここには篤姫の石像がありました。
出水麓歴史館の石像。


日本一のお地蔵様。
ここは結構広いですね。でも見所多いので、そんなに疲れながら歩き回った感じでは無かったですね。
12ある麓、このGWはさんふらわで志布志に行って麓巡りしようかなと考えていましたが、このご時世なので断念しました。この時も車だったのですが、鹿児島のスーパーの酒売り場に立ち寄ったら、初めて見る焼酎がこれでもかってくらいに並んでいたので、いろいろと10パックほど購入し車に詰め込んで帰ってきました。もう自宅の在庫が切れているので、そろそろ鹿児島に行きたいのです。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
行ったところ