なにをいまさら…

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弘前の近代建築巡り

弘前の見どころって、弘前城、桜、ねぷた。。。だいたいそのあたりが一般的。ホテルに置いてあるガイドマップには洋館、神社仏閣、岩木山、白神山地、そしてりんご、見所がたくさんありすぎです。今回はそのなかでも洋館巡りをしてみました。

弘前で洋館?最初はあまり印象無かったんですよね。調べると、弘前城の弘前藩が1796年(寛政8年) 津軽9代藩主寧親、藩校稽古館を下白銀町2に創設。今の市役所から藤田庭園あたりですね。明治になり1872年(明治5年) 私立学校東奥義塾として開校。1873年(明治6年) 東北地方初の米人英学教師就任し、外国人教師はいずれも伝道者であり、伝道による宣教効果でキリスト教が広まったとか。で教会も造られていくわけで、青森県において洋風建築彼が手がけた建築数は1,500棟を超えるといわれている堀江佐吉、そしてその一族が弘前の洋風建築を担っていたようです。そして幸いにも戦災の被害も少なくいくつかの建物は現存しています。

旧東奥義塾外人教師館 (弘前市下白銀町2-1)f:id:imasara3:20200222011716j:plain

 旧弘前市立図書館(弘前市下白銀町2-1)堀江佐吉の設計施工です。f:id:imasara3:20200222011937j:plain

f:id:imasara3:20200222011943j:plain一瞬ですが月が明るく灯していました。f:id:imasara3:20200222011948j:plain

堀江佐吉の代表作、旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)(弘前市元長町26)f:id:imasara3:20200222015858j:plain

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ここから市役所方面に歩くとスターバックスがあります。ここは、旧第八師団長官舎(弘前市長公舎)(弘前市上白銀町1)大正6年に建てられていますが、今もなお現役。f:id:imasara3:20200222012343j:plain

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藤田記念庭園 洋館 と倉庫(青森県弘前市上白銀町)堀江佐吉の子孫が設計施工。f:id:imasara3:20200219231001j:plain

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弘前公園をぐるっと回ると、旧紺屋町消防屯所(弘前市大字紺屋町2-2)があります。f:id:imasara3:20200222013421j:plain

城の配置や地図からみると上級武家屋敷があったあたりですが、カトリック弘前教会(弘前市百石町小路20)堀江佐吉の弟の設計施工です。f:id:imasara3:20200222013936j:plain近くには、日本キリスト教団弘前教会 (弘前市元寺町48)こちらは堀江佐吉の四男の設計施工です。f:id:imasara3:20200222014256j:plain

すこし繁華街の方面に歩いてい行きます。

旧弘前無尽株式会社社屋(三上ビル)(弘前市元寺町9)自社ビルとして昭和2年(1927)に建てたビル。弘前に現存する最も古い鉄筋コンクリート建造物だそうです。f:id:imasara3:20200222015414j:plain弘前市立百石町展示館(青森県弘前市大字百石町3-2)f:id:imasara3:20200222015425j:plain

弘前中央駅の近くにある、弘前昇天教会(弘前市山道町7)。現在の教会堂は大正9年に建てられた。wikiによると「設計は立教大学校校長を退任し建築家として日本各地の聖公会教会堂を設計していたアメリカ人建築家ジェームズ・ガーディナーが手がけ、施工は本人もクリスチャンだった林緑といわれている。」f:id:imasara3:20200222020528j:plain

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さて、大学等が集まる文教エリア(正しい言い方?)です。

旧制弘前高等学校外国人教師館(青森県弘前市文京町1)いまは弘大カフェにて活用されています。f:id:imasara3:20200222021026j:plain

弘前学院外人宣教師館(弘前市稔町13-1)f:id:imasara3:20200222021153j:plain

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弘前厚生学院記念館(旧弘前偕行社)(弘前市御幸町8-10)ここは工事中のようでした。f:id:imasara3:20200222021228j:plain

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他にも案内では載っていないけど、いくつか面白い建物ありました。

まずは煉瓦造りの建物。弘前銘醸煉瓦倉庫(弘前市大字富田3丁目7−1)酒蔵のようです。f:id:imasara3:20200222023237j:plain

地元ではかなり盛り上がっている、吉野町煉瓦倉庫が改修して現代美術館「弘前れんが倉庫美術館として2020年4月11日にオープン。期待できそうですね。工事中の様子も見たいけど。。。f:id:imasara3:20200222023250j:plain

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ここはちょっと面白い。土台は煉瓦造りで上物は蔵造り。f:id:imasara3:20200222015209j:plain

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翠明荘(旧高谷家別邸)。会席料理屋になっているよう。f:id:imasara3:20200222015136j:plain

ぶらぶらしていると、こんな建物もありました。f:id:imasara3:20200222015215j:plain

そして、かつての羽州街道である土手町通りの商店街。一戸時計店時計台は有名みたいです。f:id:imasara3:20200222015220j:plain

ここも近代建築だと思います。f:id:imasara3:20200222015225j:plain



さて、弘前の近代建築で忘れてはならないのが、近代建築の巨匠、前川國男の設計した建築物。

弘前市立博物館(昭和51年建築)f:id:imasara3:20200222015318j:plain弘前市民会館(昭和39年建築)f:id:imasara3:20200222015323j:plain

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弘前市役所庁舎(昭和33年建築)f:id:imasara3:20200218221904j:plain

左が本館。右の新庁舎は設計監理を前川建築設計事務所に依頼し、前川作品である本館のデザインや工法、材料などを継承、庁舎全体が歴史的建築物として調和し、統一感のあるたたずまいとした、と。素晴らしいです。f:id:imasara3:20200218221913j:plain

 

前川國男作品はこれだけあるようです。

①木村産業研究所(昭和7年の建築)
昭和7年の建築で、前川國男の最初の作品、国登録有形文化財となっております。
wikiによると『木村産業研究所(青森県弘前市)落成。実作第一号。フランス滞在中の前川と友人付き合いをした、駐仏日本大使館付武官の木村隆三が、郷里・弘前の振興を考えて依頼。ブルーノ・タウトが弘前訪問時に実見して『日本美の再発見』で記している。』ってここは見たかったけど、たどり着かなかった。。。

②弘前中央高校講堂(昭和29年建築)
③弘前市役所庁舎(昭和33年建築)
④弘前市民会館(昭和39年建築)
⑤弘前市立病院(昭和46年建築)
⑥弘前市立博物館(昭和51年建築)
⑦弘前市緑の相談所(昭和55年建築)
⑧弘前市斎場(昭和58年建築) 前川國男が晩年に設計した弘前における最後の作品です。
全部廻りたかった。。。

 

 

市役所近くの旧弘前市立図書館の横には、ミニチュア建造物 (弘前市下白銀町2-1 追手門広場内)があります。いまは屋根がついていますが、春になると野外で弘前市の古いい建築物のミニチュア(とは言っても結構大きいけど)をいろいろな角度から見ることができるでしょう。f:id:imasara3:20200222012915j:plain

弘前の近代建築は見学できるところも多いようです。冬はどうしてもスノーブーツはいているので脱ぐのが面倒くさくてあまり中には入れませんでした。

有名な建築も多くありますが、街を歩いていると他にもいろいろと見つかりそう。じっくり廻ってみたいですね。

DATA  

この日の機材

SONY α7RⅡ

SONY SEL24105G
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN